このたび当院は新規導入した最新鋭手術支援ロボット「ダビンチ5(da Vinchi 5)」を用いて、2025年 9月 29日(月)に直腸癌に対するロボット支援低位前方切除術を実施いたしました。手術は無事成功し、患者さんは術後順調に回復しています。
『藤田医科大学 統合外科』でともに実現しませんか
藤田医科大学病院外科は、消化器、心臓血管、呼吸器、小児、臓器移植、内分泌、乳腺、緩和医療の各外科が1つに集まり『統合外科』という体制を作っています。各領域に各々の分野で著名な教授陣(総合消化器外科 須田、先端ロボット・内視鏡手術学 宇山、心臓血管 高木、血管 山之内、呼吸器 星川、小児 井上、移植 剣持、乳腺 喜島、内分泌 日比、緩和医療 臼井)をはじめとした多くの優秀な指導医を擁し、プライマリケアから専門性の高い悪性疾患手術、臓器移植、低侵襲手術まで満遍なく学べる環境です。当院は1,376床を有する本邦最大規模の大学病院で、年間14,000件以上の手術を実施し、豊富な症例数を誇っています。特に手術室では3台のda Vinciと1台のhinotoriが稼働し、年間800件に迫るロボット手術を施行しています。また、充実した連携施設を有し、希望に応じた様々な形での外科専門医専攻研修が行える環境を整えて、次世代を担う若手低侵襲手術執刀医を数多く育成しています。最新のエビデンスに基づいた集学的治療により根治性向上を追求する一方、個々の患者さんのニーズに応じて腹腔鏡/胸腔鏡手術やロボット手術などの低侵襲手術を積極的に活用し、合併症が少なく機能温存に優れた手術を提供すべくスタッフ一同切磋琢磨しています。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ見学にお越しください。